整骨院開業時の年収はいくら?必要になる資金は?

整骨院開業時の年収はいくら?必要になる資金は?

 

整骨院で勤務している方の中には、独立に憧れを抱き、自分の店舗を開業したいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、開業時の収入や必要な準備などについてリサーチ不足のまま開業すると、思わぬ失敗をする危険性があります。

 

今回の記事では、整骨院を開業した際の年収や、

開業に必要な資金などについてご紹介していきます。

 

整骨院を開業した際の年収はいくら?

独立して整骨院を開業した場合、年収はどの程度になるのでしょうか。
まずは、柔道整復師の年収についてご紹介していきます。

 

開業した際の年収

整骨院や接骨院で働く「柔道整復師(柔整師)」の平均年収は、

約300万円~700万円程度といわれています。

 

開業して経営者となった際の収入は、整骨院の規模や売上によって変動し、場合によっては従業員として勤務したほうが高収入になるケースもあるようです。勤務地によっても収入は変動し、東京や大阪などの大都市圏では収入が高く、北海道や沖縄などの地方では低い傾向にあります。

 

日本の平均年収との比較

ある調査によると、2017年度の日本で働く人たちの平均年収は418万円。
整骨院の平均年収は約300万円~700万円とされており、平均収入以上に稼げるかどうかは経営や施術のスキルと、整骨院の規模によるといえるでしょう。

 

独立開業は経営者の技術や知識が問われる、ハイリスク・ハイリターンな選択。
問題なく経営していけるか、しっかりと検討した上で開業してください。

 

柔道整復師の資格取得に必要な費用とは?

整骨院を開業するためには、柔道整復師の国家資格が必須です。
ここでは、具体的にどのような費用がかかるか、詳しくご紹介していきます。

 

専門学校の学費

柔道整復師の資格を取得するためには、“柔道整復師養成施設”として厚生労働大臣に認定された専門学校へ通うのが一般的です。専門学校の学費は学校によって異なりますが、卒業するまでの3年間で390万円程度かかる学校が多い傾向があります。

 

学校によっては、早期に入学を申し込むと、入学金が減免されるケースもあるようです。専門学校への進学を考えている方は、早めに申し込みを済ませるといいかもしれませんね。

 

受験費用

専門学校を卒業後、国家試験に合格することで柔道整復師の資格が取得できます。柔道整復師の国家試験の受験手数料は16,500円です。(2018年4月現在)

 

資格取得の詳細については、下記の厚生労働省のページをご参照ください。

⇒「柔道整復師国家試験の施行

 

整骨院の開業に必要な資金とは?

整骨院を開業する際には物件取得費や設備費、宣伝広告費などさまざまな費用がかかります。それらをすべて合わせると一般的に1,000万円程度かかるといわれており、大きな壁といえるでしょう。

 

物件取得費

整骨院を開業するにあたって大きな出費となるのは”物件取得費“。
立地条件にもよりますが、物件取得にあたっての保証金や初回家賃、仲介手数料などを合計すると、数百万円ほどかかるようです。

 

さらに、取得した物件の改装にも費用がかかります。
改装費用は坪単価20万円から50万円程度かかるといわれており、大きな店舗を改装するケースや、内装や外装のデザインにこだわるケースでは、より高額になります。

 

開業資金が少ない場合は、家賃の安い物件を借りる、改装の手間が抑えやすい“居抜き物件”を借りるなど、なるべく節約する努力をしてください。

 

設備費

施術用のベッド(トムソンベッド)や低周波施術器といった設備、

タオルや枕のような備品などにも費用がかかります。

 

機械設備やレジなどは、購入するかリースするかによって価格が変わりますが、初期投資の費用を抑えたいのであれば、中古の物を購入するか、リースを選択するのが無難です。新規開業から数ヶ月間は、経営が安定しにくい時期。開業資金に不安がある場合は、一度に払う金額がおさえられる“リース”を選ぶのがいいかもしれません。

 

宣伝広告費

ホームページの開設や折込チラシの作成などを外部に依頼する際には宣伝広告費がかかります。最近では、デザインやプログラムの知識がなくても簡単にホームページを作れるサイトもあるため、手間はかかりますが、お金をかけず自作することも可能です。

 

また、Twitter や Facebook、Instagram などの SNS を活用すれば、

宣伝費用がかからないため経費の節減が期待できます。

 

まとめ

整骨院を開業した際の年収は、経営者の施術の腕や店舗の規模などによって大きく変動します。自分の店舗を開業するということは、店舗の売り上げも年収の金額も、自分の施術と経営の腕次第になるということです。まずは従業員として経験を積み、施術の腕を磨きながら経営のノウハウを学んでいくといいでしょう。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone