もう古い?そんなことありません!タブレットレジではなく据え置き型レジが人気な理由、お教えします!

みなさん、いつ頃スマートフォンが登場したか覚えていますか?

正解は2007年頃です。もう15年にもなります。

あれ?まだそれだけ?と思う方もいれば、もうそんなに昔のことなんだと、懐かしむ方もいらっしゃるかもしれませんね。

スマートフォンが世に出始めた事をきっかけに、様々な事が発達しました。

一昔前まではナビも車にしかついていなかったですし、電車だってわざわざ紙の時刻表をもらってきて自分でどのダイヤで行くのか調べなければなりませんでした。

音楽を聴くのもCDをパソコンに読み込んでデータ化しないといけなかったり、とても重たいポータブルプレイヤーを持ち歩いたり。

今では到底考えられないような世の中ですよね。

アプリで、国内どころか世界のどこにいても目的地までの道順を調べる事ができるし、電車の最適な乗り換え方法も勿論アプリで。

音楽配信サービスの登場で、CDを買うことすらめっきり減りました。

海外旅行も、もはやスマートフォンがなかった時代どうやって行っていたの?翻訳は?ホテルの予約は?お店の情報は?と、今の時代しか知らない人は思うかもしれませんね。

クレジットカードどころか、今はお賽銭ですら電子マネーで払える場所もあります。

あげればキリがないですが、スマートフォンの登場を機に世界はガラリと変わりました。

その流れを受けてレジ業界においても、約10年前にタブレット型のレジが登場しました。

とても薄くて持ち運びもできる便利で画期的な商品です。

しかし、お店ではあまり見かけませんよね。

見かけなくもないけれど、生活を振り返ると見かけるのは据え置き型レジばかり。

今回は、未だにタブレットレジではなく据え置き型レジを導入している店舗が多い理由と各レジのメリットデメリットをご紹介いたします。

タブレットPOSレジの方が安いし、楽に導入できると聞くのになぜ未だに据え置きレジの導入が多いの?

タブレットPOSレジはその名の通り、タブレットに専用のレジアプリをインストールすることによって、売上管理やデータ分析などのPOSレジ機能を利用できるレジのことを指します。

タブレットPOSレジのメリット

・タブレット端末を使用するため、持ち運びが可能

最大の利点とも言えます。持ち運びができるのでWi-Fi環境がある空間ではどこでもレジ作業が可能です。

・設置する手間が少なく、アプリをインストールするだけで使えるものが多い

タブレットに専用アプリをインストールするだけですぐ利用できるので「オープンまで時間がない!」「設置作業がめんどくさい!」という方にはピッタリです。

・比較的、初期費用が安価

用意する物が他のレジと比べて少ないため、比較的初期費用が安価になる傾向があります。

タブレットPOSレジのデメリット

・Wi-Fiなどのネット環境がないと使用できない

タブレット端末故に、Wi-Fiがないと操作ができません。Wi-Fiの調子が悪い際はレジ業務自体が機能しなくなるので、お客さまにもご迷惑がかかりますし、お店の不利益にもつながります。

・必要最低限の機能しかなく、必要な機能を追加していくと結果、高額になりがち

タブレットPOSは安価故に、金銭授受などの必要最低限の機能しかないものが大半です。

金銭授受だけであれば昔よく見た通称ガチャレジとほぼ変わらないため、POSレジ最大の強みである「マーケティング機能」や「在庫管理機能」が利用できません。

利用しようと思うと追加料金がかかる事が多いため、結果的に高額になる傾向にあります。

・クラウドに保存しないレジだと故障時にデータが飛んでしまう

タブレットPOSレジはアプリを利用して操作するものが大半です。しかし、それだとアプリが消えてしまったり、バックアップを取る前に故障してしまった、紛失してしまった、など急に起こる様々なアクシデントの際に大切なデータが全て消えてしまいます。

一方で、据え置き型POSレジは?

据え置き型POSレジは、見た目やサイズ感はPOSレジが登場する前に主流であったガチャレジに似ています。しかし、中身は在庫管理やマーケティング機能などのPOS機能が搭載されているレジです。

据え置き型POSレジのメリット

・店舗運営に必要な機能がほぼ全て初期装備

金銭授受機能はもちろんのこと、在庫管理機能・マーケティング機能・予約管理機能などそれ以外にも店舗運営するにあたって必要不可欠な機能が初期装備されているものが多いため、一度導入してしまえば以後ずっと店舗の運営を助けてくれます。

・Wi-Fi環境なくても利用できる

専用の回線を引くためWi-Fi環境がなくても利用できます。Wi-Fiなどの不安定な無線通信よりも安定した回線のため、タブレットPOSレジでよくある「営業中に通信エラーで利用できない」などの不具合が起こりにくいです。

・データを自動でバックアップ保存

ついつい忘れがちなデータのバックアップ保存も据え置き型POSレジなら自動でおこなってくれるので、「壊れてしまった!」というときも安心です。

・タブレットPOSより歴史が長いため様々な業種に特化したPOSレジがある

タブレットPOSレジより長い歴史があるため、ヘアサロンや接骨院用、飲食店用などさまざまな業種にとって1番使いやすい様に設計されている「特化型POS」レジが多数、世に出ています。

・サポート体制がかなりしっかりしている

上記の通り長い歴史があるため、サポート体制もしっかりしています。

お金の問題は、お店だけでなくお客様にも迷惑をかけてしまう事が多いので、サポート体制がしっかりしているレジの方が安心です。

据え置き型POSレジのデメリット

・設置に時間がかかる

回線工事やクレジットカード導入の際は審査などがあるため、設置には1〜2.3ヶ月程度時間がかかります。今すぐ欲しい!という方には向きません。

・「初期費用は」タブレットと比べると高額

かなり多くの機能が初期装備されているので、タブレットPOSレジと比べて、初期費用は高額になる傾向にあります。

・持ち運ぶ事ができない

据え置き型POSレジなので持ち運ぶことはできません。しかし、画面部分を取り外してタブレットのように持ち運ぶ事ができる商品もあります。

まとめ

一見、設置するのが簡単で安価なタブレットレジの方がいいのでは?と感じるかもしれません。

しかし、タブレットレジには必要最低限の機能しか入ってない事が多いので必要な機能を追加していくと、結局ランニングコストが高価になる傾向にあります。

また、ネットが使えなくても動作が止まることはないので、Wi-Fiの調子がおかしくてレジ操作ができない!お会計ができない!といったような心配もいりません。

以上のように、据え置き型POSレジとタブレット型POSレジは両者強みと弱みがあります。

しかし、店舗運営に不可欠な「安心・機能量・後々のコスパ」を考えると圧倒的に据え置き型POSレジの方が有利なんです。

よって、タブレット型POSレジが登場した今も、未だに大多数のお店が据え置き型POSレジが選ばれているのです。