集客サイトをやめるには?集客サイトに頼らない集客方法とは?

「集客」はあらゆる事業を行う人たちにとって、永遠のテーマといえます。
- 毎月かかる集客費用が高額でなんとかしたい。
- 集客サイトで集客は一定数できているが、リピーターにならない。
- 集客サイトで来る顧客は安さを目当てにしていることが多く、固定客に課題を持っている。
今回の記事ではそんなお悩みに対して、自社の発信によるリピーターになりやすい集客強化をご案内します。
もくじ
1、発信方法ってSNSだけじゃない。
①Googleマイビジネスの活用
②SNSの活用
③自社HPや予約システムによる発信
2、お店にあった見込み顧客へ情報が届けよう。
3、そして大事なのは現状を把握すること。
1.発信方法ってSNSだけじゃない。
自店で発信!というとすぐに浮かんでくるのはSNSではないでしょうか?もちろんInstagram一本で強い集客ツールになっているお店は数多くあります。
ただ、バズりということがあるように、成功しているお店のポイントは「発信情報がニーズをとらえた」ということです。
そしてそのニーズはその時その時で変わっていくため、正解は「やってみないとわからない」が正直なところかと思います。
(もちろんマーケティングを行い調べることは可能ですが、膨大なデータと時間と費用がかかることがおおいです。)
ではなにからやれば…?
ここではそんな多角化しすぎていて、結局なにやればいいの?をご紹介します。
① Googleマイビジネスの活用
② SNSの活用
③ 自社HPや予約システムによる発信
①Googleマイビジネスの活用
Google mapで検索した飲食店に行くとお休みだった…
なんて経験はありませんか?
そんな意外とやってるところはやっているが、やってないところはやってないのがGoogleマイビジネスの活用です。
特に有名なのはGoogle mapで、ここに正確で的確な情報があるかどうかはとても大切です。
上記例のような場合は店舗としては知らぬ間に見込み顧客を失っている…なんてことも起こっているかもしれません。
検索上優位に立てるというのも1番最初に挙げた理由でもありますが、1番のポイントは一度掲載すると継続して発信され続けることと、費用がかからないことです。
Google検索上無料で発信ができる上、検索エンジン上で店舗のアピールができることで、特に利用率のたかい「お店の近くの人」に強いアピールをすることができるので、おすすめの手法です。
加えて、口コミ機能なども付帯されているため、Googleビジネス上でコミュニティが形成される、もしくはコミュニティ情報からの来店効果も見込むことができます。
ちなみに、 地図アプリ利用率の調査したサイトによると、 Googlemapの利用率は99.4%(※)と 他の地図アプリを圧倒的に優位なサイトであり、ほとんどの方が使われるアプリです。
※参考: 口コミラボ-地図アプリ利用率「Googleマップ」が99.4%で1位に!「口コミサイト・地図アプリ利用動向意識調査」実施【2022年最新】
https://lab.kutikomi.com/news/report/reviewxmapsurvey/
無料の最強のツールであるGoogle mapやらない理由は正直ないかと思います。
まずはできることをコツコツとやってみてお客様の反応を伺ってみてください。
GOOGLE マイビジネスのポイントまとめ ローカルビジネス(実際の店舗や事務所)の情報を無料で掲載できるウェブサイトに訪れる前の、検索結果におけるユーザーと交流できる ⑶ 検索エンジン上で看板のように自社ビジネスをアピールできる。 |
②SNSの活用
SNSとは…??という方はもうほとんどいないぐらい普及しているSNS。
現代、国民の9割がインターネットを活用していると言われています。総務省のホームページにある、「平成29年通信利用動向調査での定義に基づいた調査」では国民の多くが何らかのSNSを利用していることが書かれています。
特に若い世代になればなるほど、情報収集手段としてテレビや雑誌よりSNSを利用する傾向にあり、積極的にSNS投稿をしている人の割合は多くなくても、他人の書き込みや発言等の閲覧している人、そしてそれを情報源の中心として活用している人が多くなっているということです。
有名なSNSは以下6つ
- Facebook(フェイスブック)
- Twitter(ツイッター)
- LINE(ライン)
- Instagram(インスタグラム)
- YouTube(ユーチューブ)
- TikTok(ティックトック)
ここで結局どれがいいの??という疑問が出てくるかと思います。
結論効果的な面を優先すると、「全部やる」という回答になりますが、不可能に近い大変さがありますので、ここから選んでやってみましょう。
それぞれ強み弱みがあるため、一概にどれから始めるといいというのはないですが、投稿の連携が可能なのでまずはなにもやってない店舗の方は簡単なInstagramから、すでにやっている方は他のアカウントも作って連携すると、新しい顧客へ同時にアプローチすることが可能です。
以上SNSについてさわりの部分ではありますが、基本的な情報を記述させていただきました。たくさんの情報が出過ぎていて、なにを選択すべきか難しいSNSですが、成功のポイントをお伝えすると、
- 成功している店舗の真似をすること。
- 継続して毎日やること。
以上の2点を行うことで1人また1人と新規のお客様にPRすることができるかと思います。
SNS活用のメリットまとめ 無料で始められる拡散能力が高い口コミ/UGCを重要視するようになっている 今までの客層以外の方々にも認知される |
③自社HPや予約システムによる発信
この情報は自社のHPや予約システムを持っていない店舗向けお話になりますが、Googleマイビジネスの機能にも実は簡単にHPを開く機能もあります。
制作に時間か費用がかかるため、とても難易度としては高く感じますが、しっかりしたHPがあることで、お店のしっかりした情報の伝わり方ができます。以下7つのHP作成のメリットがあるため、初期費用はかかりますが、有効なツールであることは間違いありません。
- ビジネス上で信頼感が得られる
- ネット経由で集客をすることができる
- 情報発信することで営業ツールのひとつとして活用できる
- アクセス解析等によってマーケティングに活用できる
- 経費の削減につながる
- 社内スタッフにも良い影響がある
- 求人募集のツールのひとつとして活用できる
そこで、費用を抑えつつ作成する方法をまとめてお伝えします。
- Googleマイビジネスを使って自分で作成する
- “ココナラ“などのクラウドソーシングで安価に依頼をかける。
- 予約システムのページをサイトとして活用する。
上記の方法で何らかのサイトを持つことで、集客ツールの一つとして活用できることができます。
おすすめは、1と3で自分でできそうであれば作成をしてみて、難しければ予約システムをサイトとして活用してみることで費用を抑えて自社サイトを持つことができます。
2.お店にあった見込み顧客へ情報を届けよう。
発信手法の次はどんな情報を発信するか?です。
ここで最初にお伝えしたいのは1点
「みんな」をターゲットにしないことです。
SNSが発達したおかげでネット上に情報はたくさんある状態になりましたが、多すぎてどの情報がいいのか、選ぶのが大変な状態になっています。
そんな中、「どんな方でも喜んでいただけます!」という情報はたくさんある情報の中でざっくりした情報として受け止められてしまうことが多くあります。
そのため、自店で喜ばれていることは何か??というシンプルな問いに向き合い、お店にあった情報を考える必要があります。
シンプルな方法は、お客様からヒントをいただくことで、お店の強みが発見できるかもしれません。
どんなお悩みを持っているのか?
どんな期待を持ってお店に来てくれたのか?
どんな属性の人なのか?
1人の悩みの後ろには1000人同じ悩みを考えている人がいるという言葉があるように、(※人数はエリアによります)まずは目の前のリピート顧客に向き合い、なぜリピートしてくれているのか?を調査してみてください。意外な「こんなところが好き!」が見つかり、発信のテーマになることがあります。
3.そして大事なのは現状を把握すること。
芸能界で一発屋という言葉あるように、発疹にも流行り廃りがあります。その変化に対応するためにも、お店の現状を数値で捉えることが重要です。
一番怖いのが、なんか最近お客さん少なくなったね。何でだろう??
という状態で、原因がわからないまま解決されずにジワジワと経営を圧迫させていくことです。
逆に売上がよくなったのに、その要因がわからない状態であれば、せっかく取り組んだ施策や情報発信も再現性が持てず、継続した売上アップに結びつくことができません。
少なくとも以下の情報は分析できる状態にすることをオススメします。
誰が(年齢、職業、性別、新規orリピーター)
いつ(曜日や時間)
どこから(近所や遠方)
何を(どんなメニュー)
なぜ(どんな目的で来ているか)
もちろん手書きカルテで把握していらっしゃる店舗もあるとは思いますが、複数スタッフで運営している場合は、肌間の情報と事実が相違している場合が多くあります。
この記事でお伝えした情報発信も良くなった変化を数値で実感することで継続した運用を行うことにも繋がりますので、ぜひ継続した集客を広告から脱却するために、こちらの活用を一度検討してみてください。
情報がしっかり把握できると誰もが喜ぶ「安さ」を売りにした施策でなくお店に向いた顧客が喜ぶ「お悩み」を解決する案内がクリティカルに可能になることと思います。
まとめ
自店での発信は長く見えない道を歩き続けるように大変ですが、大変な分、続けることが価値になり、お店に残り続ける財産となります。また、小さな店舗様で「うちなんか見てもらえない…」とネガティブになることが多々ありますが、情報発信は店舗の大きさは関係なく、出た情報の質で効果が変わるとてもフェアなフィールドです。
情報発信を通じて、新規顧客の獲得だけでなく、リピーターの方の離反を防ぎ、紹介を生むツールにもつながります。それは広告媒体ではできにくいため、ぜひ少しからでもスタートしてみてください。そして何らかの形で定点観測しよかったのか?悪かったのか?を振り返ることを実践してみてください。