噂の「サロン探偵中村」いかにリピートしていただくか?


お客様にリピートしてもらうためには?


美容室も理容室もエステもネイルもサロンと呼ばれる業態のお店は、お客様に何度も来店していただくことで売上が安定します。

『いかにリピートしていただくか?』

私たちは常にそれを考えていく必要があります。

少し外に目を向けると、業種は違えどサロンと同じように、リピート客によって商売が成り立っている会社があります。

それは、あなたもよくご存知の『オリエンタルランド』

ディズニーランドの運営会社です。

ディズニーランド・シーは合わせて毎年2,500万人以上が来場してます。

これは東京の人口の約2倍です。

そして、ディズニーのリピート率は驚異の97%

一体何をすればこんなにも大勢の人に「もう一度来たい」と思われるのか?

その根底には、

『ゲストに夢の世界を楽しんでもらう』

という心があるからです。

例えばこんなエピソードがあります。

お姉さんの笑顔は最高でした!

ゲストをお待たせしないために、速く正確にレジを打つこと。

それが、ショップでレジ打ちを担当している私に求められていることです。

でもここはディズニー。

私は常に笑顔で気の利いた一言を添え、ゲストを夢の世界へ送り出すことも心がけています。

「アトラクションは何に乗りましたか?」

「ミッキーのネイルなんですね。かわいい♥」

てきぱきとレジを打ちつつゲストに話しかける私。

忙しくても一期一会、ゲストに少しでも楽しんでもらいたいのです。

ある日、長く伸びたレジの前の列から、男の子の話し声が聞こえてきました。

『お姉さん、1人1人に話しかけていろいろ大変そうだから、まとめて買おうぜ』

あと2~3組後には自分たちの番が回ってくるからと、大慌てで商品とお金をまとめ始めた男の子たち。彼らがレジに商品を置いた時、私は「おそろいですか、いいですね」と、声をかけました。

『みんなで来た、記念なんです!』

男の子は、はにかんだ笑顔を浮かべて答えてくれたのです。

「みんなでまとめて買ってくれるなんて嬉しいです。お心遣いありがとうございます!」

『お姉さん、すごい!よく見ているんですね!』

目を丸く見開いた男の子に、私は問いかけました。

「今日は閉園時間までいらっしゃるんですか?」

『そうなんです。アトラクションに乗りまくりますよ!』

「パレードも素敵ですよ。よかったら見てくださいね」

私は通りがかりにでも見てくれたらいいなと思いつつ、パレードをおすすめしました。

パークの閉園時間が近づいてきて、またまたショップは大混雑。

私は、ゲストに話しかけつつ、ひたすらレジを打っていました。

『よかった、お姉さんまだいた!』

弾んだ声が耳に入ったので顔を上げると、そこにはまとめ買いをしてくれた男の子のうちの2人がいたのです!

『ほかのメンバーは邪魔になるので、外にいます!』

『俺たち、代表なんです』

『今日1日、とても楽しかったです。中でもお姉さんの笑顔は最高でした!』

『パレード見ましたよ!すごくよかったです!』

『ディズニーっていいですね。また来ます!』

男の子たちは、私がレジを打って商品を袋につめている間、口々にそう話してくれました。商品の袋を抱えて、笑顔で去っていった、男の子たち。

この場をお借りして大切な時間を割いて会いにきてくれた彼らにお礼を言いたいです。

「ありがとうございました。また遊びにきてください!」

( 30年のハピネス より抜粋)


技術よりも大切なこと


いかがでしたか?

この話からは色々と気付かされることがありますよね。

サロンで働く人達にとって技術力はもちろん大切です。

でも、それ以上に大切なのが【お客様を思いやる心】なのです。

サロンワークが忙しくなると得てして目の前のお客様がお客様ではなくなる時があります。

お客様ではなく【髪】

お客様ではなく【身体】

お客様ではなく【爪】

どんなに技術力があっても、どんなに広告媒体で新規客を獲得できたとしても、相手を思いやる心がなければリピート率は上がりません。ちょっとした気配り・心配りこそが何度も来ていただくためには非常に大切なことなのです。

あなたはどんな時でもお客様を思いやる心を持っていますか?

お店のスタッフは常に気配り・心配りができていますか?

定期的に自分自身へ質問を投げかける時間を取り、受け入れ体制を見直してみてください。

それだけでもリピート率は上げられますよ。

それでは今日はここまで。また次回お会いしましょう。

では、また