整骨院開業の第一歩!準備期間中に行う3つのこととは?

近年、店舗の数が増加傾向にある「整骨院」。

整骨院を開業するための準備には、資金調達や施術所の物件・設備の確保など、やるべきことが多く大変です。すべての準備をおこなうためには、準備期間もそれなりの長さが必要になります。

今回の記事では、整骨院の開業準備期間の長さや、準備期間中にすることについてご紹介していきます。

開業成功のカギを握る「事前準備」

まずは、準備期間の大切さについてご紹介していきます。

準備期間とは?

準備期間とは、文字通り「開業のために、さまざまな準備を行う一定の期間」のこと。ここでは「まだ物件や資金の目処も立っておらず、開業をしようと決めた段階から開業までの準備期間」のことを「準備期間」と表現しています。

準備期間の重要性

開業準備期間は、構想段階の「開業」を実現へ導くための大切な期間。この期間中に開業までの具体的な流れをイメージし、しっかりと計画を立て、着実に準備を進めることが開業成功のカギになります。

準備期間の長さは?

準備期間の長さは人によってさまざまですが、多くの場合、一年~半年程度といわれています。

過去に開業経験がある方や経験者の手助けがある場合でなければ、準備期間が短すぎると実現は難しくなり、逆に期間を伸ばしすぎてもそのまま計画倒れになる可能性が高くなってしまうでしょう。

準備期間の長さは、必ず半年から一年以内にしなくてはならないという訳ではありません。人によって必要になる期間は異なるため、自分の状況に合った期間を、目標として設定することが大切です。

準備期間中にやっておく3つのこと

ここからは、準備期間中に行う作業について、代表的なものを3つご紹介します。

事業計画をたてる

開業のための事業計画をたてましょう。

初めにいつごろ開業するか決め、そこから逆算してやるべき作業を決めていきます。

・整骨院のコンセプト
・セールスポイント
・販売戦略
・資金の調達方法

など、この時点で具体的に決定するのがポイントです。

金融機関から融資を受ける際には事業計画書の提出が必要になるので、早い段階で事業計画書を作成するといいでしょう。

開業についての基礎知識をつける

実際に開業するまでに、しっかりとした開業の知識をつけるのも大切なポイント。開業に関するセミナーに参加する、開業・経営の経験がある知人から話を聞く、疑問点を質問するなど、積極的に開業についての知識をつけていきましょう。

資金計画を立てて経費と融資先を決める

開業までの資金計画も、準備段階で固めておいてください。
まずは、

・人件費
・家賃
・設備費
・工事費
・保険料
・広告料

などにかかる費用を細かく書き出します。

後で実際に見積もりをして金額設定に無理があると感じたら経費を削ったり、予算を決めなおしたりして現実的な範囲に収まるように調整していきます。

開業を成功させるためにおさえるポイント

準備期間に進める作業についてご紹介してきましたが、計画通りに準備が進められるかどうか、不安がある方も多いのではないでしょうか。

ここからは、開業を成功させるポイントについてご紹介していきます。

常に「開業後」を視野に入れて準備する

設備にかかる費用や売上、従業員の人数の見込み違いなど、実際に開業してみるまで分からないことは多いものです。経営が軌道に乗るまで想像以上の時間がかかったり、予想外のトラブルが起きたりすることも多くなっています。

常に開業後をイメージしながら事前準備を整えると初歩的なミスを抑えられ、予想される事態にもある程度対応できるようになるでしょう。

平成30年4月以降は「実務経験」と「研修」が必須!

平成30年3月までは、国家資格の「柔道整復師」免許を取得していれば、施術管理者として整骨院の開業ができました。

しかし厚生労働省の通知によると、平成30年4月からは、施術管理者になるには「実務経験」と「研修」が必須となります。

施術管理者にならなくても開業自体は可能ですが、受領委任の取扱いができなくなります。

3月までに開業するのが難しい方は、「実務経験」「研修」の条件を満たしてから開業するのがベストでしょう。

まとめ

整骨院の開業という目標に向け、具体性のある計画を立てて準備を進めていけば準備段階で失敗する可能性は抑えられます。

平成30年の4月からは柔整師の免許のみでは施術管理者になれないので、正確な情報を集めながら自分の状況を確認し、開業準備を整えてくださいね。